大久保愛子(おおくぼあいこ)

日本ホメオパシーセンター中央佃 代表
https://ameblo.jp/ima-koko-ai-0/

国内で最も早くからストットラーメソッドを実践してきた草分けの一人。
ハーネマンの問題意識とその研究の展開・成果を理解し、実践することに萌える。

「何でも話せる」「丁寧で緻密」「説明がわかりやすい」等クライエントからの信頼も篤い。

ほぼ口コミだけでクライエントが途切れないこのメソッドを広く、また次世代にも伝えることがミッション。

【略歴】
慶応義塾大学 法学部法律学科卒
同大学院 法学研究科公法学修士課程修了
2008年 RAH(Royal Academy of Homeopathy)入学
2010年 CHhom(College of Holistic Homeopathy)1期編入
2014年 CHhom(College of Holistic Homeopathy)1期卒
2021年 Post Graduate Course of Allen College of Homoeopathy, England 修了

ストットラーメソッドを推す理由

◆手法の根拠がすべて最後期のハーネマン(オルガノン第6版、慢性病論)に見出せる:

唯一ツッコミどころがあるとすれば、「マヤズムを(主として)遺伝的傾向と捉えて、マヤズムのノゾードを用いてそれに対処する」という点。
これについては、先生もハーネマン以降のホメオパスの研究や知見から多くを得ていると思われます。

ただ、人生の後期になってマヤズム理論を打ち立てたハーネマンには、その理論を発展させるだけの十分な時間がなく、後世のホメオパスが引き継いで研究してきた分野なので、それは当然と言えるでしょう。そして、ストットラーメソッドに従ってマヤズムのノゾードを用いた結果に、私はほとんどの場合満足しています。

背景にあるソーラを鎮めることを明確に意識した手法:

「レメディを使って不調が軽減した、消えた」だけで満足してはならないという点は、多くのホメオパスから見落とされがちです。
そこはまだ、ハーネマンが慢性病の研究に着手する前の段階をクリアしたに過ぎません。

慢性病への対処を研究したハーネマンに従うならば、再発や別の不調として戻ってくることを防ぐために、不調が落ち着いたら引き続き直ちに背景に潜むソーラへの対処を開始する必要があるのです。
ストットラーメソッドは、それを明確に意識した手法です。

検証がしやすい→「経験」が積みやすい:

先生はハーネマンの時代にはなかった現代特有の問題(例:ホルモン剤の影響など)に対処する際にも、
1. 何か新しいトライアルをする場合には、「結果の検証」を地道に積み上げて、新しいレメディやアイテムの効果的な使い方を見出しています。

2 .このようにして得た新しい手段は、ベーシックな手法だけでは局面の打開ができない場合にのみ、最小限度で用いています。

このため、先生のメソッドを用いた実践は、結果の予測や検証が非常にしやすいです。
「どのレメディをどのように用いたら、こうなった・ならなかった」という、レメディと結果との因果関係がよく見えるのです。
これは、ホメオパスとしての「経験」を積むために重要な要素です。

クライエント満足度が高い:
「このメソッドを用いていると、皆さんはとても忙しいホメオパスになりますよ」と先生はおっしゃいますが、本当にその通りです。クライエントに満足していただけるケースが多いので、口コミやご紹介でクライエントが増えていきます。
ハーネマンの研究が結実したこの手法を習得・実践するホメオパスが増え、一人でも多くの方々にホメオパシーの福音が届きますように!

◆手前味噌ですが…◆JJ研のケース監修プログラムを推す理由:
私自身、このプログラムを受けるようになって初めて霧が晴れるようにわかった、メソッドの運用の「実践的なコツ」や「一歩踏み込んだ視点」が、いくつもあります。
「知識としては」「言葉としては」知っていたけれど、実際にはこうやってそれを実現するのか、こう分析するのか、なるほど!と幾度も膝を打っています。
実際のケースの中で問題点を解きほぐしてもらうことの価値は、図りしれません。

また、プログラムの柱のひとつである「実践家仲間とのケース・ディスカッション」からも多くの有益な情報を得られています。

このように今、「実践家としてずっと、こういうプログラムが欲しかった!」というものを実現できている手応えがあります。

このプログラムを実現させていただいた、先生、参加者の皆さま、スタッフの方々に感謝の日々です。また、これまで長年にわたり、日本でストットラー処方を学び実践するための道をつけてくださったすべての方々にも深く、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。